在日ナビのスローガン ver. 1.0
「こつこつ育てる、在日3・4世の情報拠点」

在日ナビは、チャレンジするウェブサイトです。
ナビのチャレンジは、在日3・4世の情報拠点をつくること。
在日にまつわるちょっと気になる情報やオモロイ情報が集まっていて、気軽に情報交換ができるような場所を、 ウェブ上でこつこつと育てることを提案しています。

在日3・4世のことがいろいろ載っていて、気楽にアクセスできる。 個々人の日常のなかで、自分の知りたいことなどを発信することもできて、利用者に還元される。
基本的な発想は、「説教くさいのは嫌だ」という思いでしょうか。

読者が
  • 知っておいてよかったなと思える。
  • 在日として、おもしろいなと思える。笑える。
  • ちょっとした疑問を共有できる。情報交換したくなる。
そんなふうに使える在日3・4世の情報拠点/ツールをインターネット上に。

在日ナビは<地道に作る、読者と育てるサイト>です。

ナビのサイト作りの活動は、 「情報発掘」「コンテンツ作り」「共有」の3ステップです。

  1. 情報発掘
    在日3・4世の日々の生活の中にそれとなく転がっている/散りばめられている、面白そうなこと、役に立ちそうなこと、ふと疑問に思うことなどを、こつこつ発掘します。
     
  2. コンテンツ作り
    集められたネタを、サイトのコンテンツとして磨きます。 在日3・4世の当事者にとっても、そうでない人にとっても、それなりに楽しく読めて、情報拠点という場で長く共有するに耐えるものに…できたらいいな。
     
  3. 共有
    出来上がったコンテンツを公開し、アーカイブとして地道に貯めていきます。ゆくゆくは幅広いコンテンツが網羅され、 それがちょっとずつ個々人に役立つような、在日3・4世の共有財産に…!? 多様な在日の生活や、社会に対する感性が表現されている、そんなサイトになればいいですね。

受け手本位の情報サイト

在日ナビは情報拠点として、在日3・4世の生活感覚に添った、受け手本位の情報提供ができるサイトでありたいと思っています。
そのため何よりもまず、

読者に育ててもらう、

ということを大事にしています。
そこで読者のみなさまには、

たとえばこんな使い方を提案したいです:

  1. 記事を見る
    なんといっても、記事を読んで楽しんでいただけたらと思います。色んな在日3・4世の話を眺めて、自分の引き出しを増やすことに役立ててもらえたらなお素敵だと思います。
     
  2. 感想・リクエストを寄せる
    感想や意見、「○○について知りたいんだけど?」「こんな題材を扱って欲しい」といったリクエストをお寄せ下さい。満足いただける形でサイトに反映できるよう、全力で頑張ります。
    思い思いに興味・関心を寄せていただくことで、在日ナビは磨かれ、より使いやすくなっていきます。
     
  3. 投稿する
    在日ナビでは、在日3・4世にまつわる様々な小ネタやレポート、メッセージを投稿してくださる方を心からお待ちしています!
    「記事を書くなんて無理…」という方でも、もし何か気になる題材や誰かに伝えたい情報を入手したら、ナビにご一報いただけるととても嬉しいです。
    お話を聞く、情報集めをお手伝いする、あわよくば一緒にコンテンツとしてまとめる、など色んな形でサポートしたいと考えています。

在日ナビの目指す将来像

一人ひとりの素朴な気づきが、情報拠点としてのコンテンツを育て、在日3・4世の共有財産になる。それをこつこつ積み上げていくことで在日ナビは成長していきます。
在日3・4世のことなら「まずあそこに行ってみよう」と思ってもらえる、頼れるポータルサイトを目ざして、ぼちぼち育ててまいります。

在日ナビの主役は読者様です!

楽しく充実した情報拠点を育てるのに力を貸してやると思って、身の周りの「在日」という部分に少しだけ、アンテナを張ってみてください。
ささいなこと、とりとめのないことでも結構です。びびびと来たら、「ちょっと在日ナビに連絡してみようかな」。 ぜひ、おたより下さい。→お問い合わせ

 

 

「在日3・4世の情報サイト」という発想の背景

在日3・4世って、在日ということの重視度は人それぞれ。在日ということの中身や意味合いもそれぞれ。
それでもときどき、「知っとけばよかったな」と思うことがあったり、在日ならではの面白い出来事に出会ったり。

別に「在日=重要問題」じゃなくても、実際にいろんな在日にまつわる話を知ってみたら、聞いてみたら、意外に好きだったり、面白かったり。そんな感覚ってないでしょうか。
そんな意味での在日という側面を、それぞれの日常のちょっとした時間に深めていっても面白いのでは?在日ナビの提案にはそんな発想があります。

また、一方で、ときには一人で戸惑うことや「社会問題的なこと」に出会うこともあるかもしれない。そんなときに、他の人に起こったことや、他の人がどんな風に考えているか知れば役立つことも。ちょっとしたことをメールで相談したりする手段があってもいい。

現状では、在日3・4世の話や感覚を共有できる場所や参考になる情報が得られるアーカイブがなかなかないから、全部自分で処理しなければならず、しんどくなるときもあるかもしれません。

そんなわけで、
日常的な事柄を共有して楽しんだり、気になるトピックを探せたり、困ったとき、知りたいときにも使えるサイト。そんな情報サイトがあってもいいし、あった方がおもしろいと思う。
在日ナビではそういうサイトを提案したいと思います。

在日ナビ流「情報拠点」のスタイル、使い方

こうしたサイトがどれほど意味を持つかは人それぞれでしょうが、知っとくと自分の引き出しになるかもしれないし、何かの役に立つこともあるかもしれない。今後、何か調べたいことが出来たときに使えるかもしれない。それに、まわりにいる友だちとのつきあいや、これから他の在日の人と出会ったときのためにも、自分の中の「在日」という枠を広げておいて損はないはず。

もちろん在日についての本もそれなりにたくさん出ているし、法的な情報なんかは専門家の手によるものが必要なときもある。それらに対して、在日ナビでは、在日3・4世の実際の生活感覚から出てくる話、声、に触れる場所をつくることで普段から自分の考えを深めたりする。そんな使い方ができるサイトを目指します。

また、いわゆる在日の民族団体をしていたり、社会問題に取り組んでいる人たちのなかでも、在日の3世や4世というのは見えにくい、捉えにくいと感じる、という話も聞きます。
今の若者は在日でも何も実感がない、不便がない、「同化」して消えていっているというような声も聞きます(ここでは、それがいいか悪いかは別として)。

じゃあ在日の3世、4世の年齢の人たちが、実際にどんなことを知りたがっていて、「在日」っていうものとどういう付き合い方をしているのか。また、できるのか。
実際の幅広い人々の興味や関心が載っていて、当事者が手軽に情報発信する場所があることで、在日の若い世代に関わる理解/判断や活動が、より具体的な手触りをもったもの、地に足のついたものにしてもらうことができるのでは。

そして、もちろん在日3・4世やそこにつながる当事者たちが、「在日」について考えたり、同じ世代という枠組みや、世代間のつながりについて、考えるのに役立つサイトが欲しい。そんな思いからはじめています。

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